小さな「本」づくり
『アフリカ』に限らず、何かにかこつけては、本、
というより冊子? パンフレット? をつくっています。
小さな「本」を触っているのが好きなのです。いつの間にか読んでもいます。
とくに、100部~500部から1000部といった少部数の印刷物(本、冊子)を
負担を少なく、コンスタントに出しつづけるノウハウとアイデアを蓄えて、
パートナーになる皆さんに提供しつつ、DTPによる制作もお引き受けしています。
つまり、小さな「本」や、各種広報媒体などの制作のお手伝いもいたします!
伝えたい相手は? どう伝える? といったアイデア提供、構築もいたします。
(ときには、「それ、本当につくります?」というキビシイ提案もいたします。)
個人的な事業の実績としては、まだまだ数は少ないですが、
今後、積極的にやっていきたい分野のひとつです。
ここでは、下窪俊哉がこの数年間で、てがけてきた
『アフリカ』以外の小さな「本」を少しだけご紹介しています。
月刊『ふうらいラボⅣ』
(2013年〜 特活!風雷社中 広報紙)
A4三つ折り・両面
企画・編集・デザイン:下窪俊哉
「外出支援」をはじめとする障害福祉の活動、おもちゃ図書館「じゃりかふぇ」の運営などを行う特活!(つまりNPO法人)風雷社中の「真面目にふざける」広報紙。多種多彩なスタッフや仲間たちの「裏の顔」も満載?
『“いま、プライベートプレスをつくる”ということ』
(2013年 アフリカキカク 非売品)
企画・編集・デザイン:下窪俊哉
アフリカキカク初のイベント開催に合わせて制作した小冊子。来場者へ配布しました。『アフリカ』関連のエッセイと、ゲスト・淘山竜子さんがつくる雑誌『孤帆』関連のエッセイが、別々の冊子になって、表紙にくるまれているというつくりになっています。
『ながみ塾便り』
(2010年 永見塾 広報紙)
編・文:下窪俊哉 デザイン:比賀悠樹
イラスト:永見眞佐江
阿佐ヶ谷の小さな塾・永見塾の“学級通信”的な広報紙を少しだけお手伝いしました。塾側からの一方的な発信ではなく、また、ただライターが取材して書くのでもなく、お互いが“聞き手”になって構築していくという、ちょっぴり実験的(?)な通信でした。
※写真は、「最高にヒマな夏休みを!」と題された座談会の記事。
『海のように、光のように満ち
──小川国夫の《デルタ》をめぐって』
(2010年 アフリカキカク 500円)
編・著・組:下窪俊哉 装丁:守安涼
写真:映画『デルタ 小川国夫原作オムニバス』上映委員会
小川国夫の小説を原作とするオムニバス映画『デルタ』の監督や上映スタッフと知り合った縁で、その公開に合わせて制作、東京・藤枝・大阪などの映画館で販売した副読本的一冊。以前、『河南文藝』や『藤枝文学舎ニュース』に書いていたエッセイに加え、映画にかんするエッセイや紹介文を書き下ろし。素晴らしいスチール写真がふんだんに使われています。
『井川拓君追悼文集』
(2011年 個人 非売品)
この年の春に亡くなった井川拓さんを偲んで、友人たちが立ち上がり、企画・立案・制作・執筆・デザインなど全て行った追悼文集。下窪俊哉も友人のひとりとして、執筆と組版で参加しています。